男性 65才 管理会社社長
入れ歯が噛むたびに動く、また話すたびにヒューヒューと声がもれる
いかにも男らしい顔立ちのN.YさんはH17年2月に初診で上記の主訴で来院しました。上顎2本歯が残っていましたが、総入れ歯での咬み合わせの方が将来的にも有利であることを説明して快く納得していただきました。
同年3月、治療用の入れ歯の型どりをして3weeks後、完成。残っている歯は入れ歯完成と同時に抜いて、その日に装着しました。
「今までの入れ歯と違う!!動かない、しゃべれる!」
感動の言葉は、入れたその場で言われました。治療用入れ歯でも。その患者さんの解剖学的な基準にのっとり正確に作るので、従来の方法とまったく違うのです。
次の日、抜歯した歯の消毒に来院したところ、「昨日家に帰って豆せんべいを1枚食べた。美味しかった。」と言われたのにはびっくりしました。
N.Yさんが言うには、ピッタリしているし、痛くないので試しにテーブルの上にあった豆せんべいを食べてみたとのことでした。中にも入らないし食べれると自分自身も感動した様子でした。
それからリハビリテーション7ケ月、月3回位のペースで来院、社員に訓辞もある人なので顔とのマッチング、発音のコントロールに万全を期して、12月、快適総入れ歯が完成しました。
充分に時間をかけ顎機能、粘膜の潤滑を達成でき、なんでもかめる、笑える、しゃべれる、歌えると満足していただきました。一期一会の喜びに感謝を致します。
男性 68才 無職
口全体を自由に動かしてかたいものを食べたい
スポーツマンのK.Nさん、咬筋がしっかりして、くいしばりの強い、骨太の体格です。主訴の私に対するラブレターもパソコンで印刷し、それは3ページにもおよびました。性格も几帳面で、それが災いしたのか、歯周病+くいしばりで30才代から歯を傷め、ブリッジ → 部分入れ歯 → 総入れ歯との過程を歩まれました。
顎堤はやはりダメージがひどく、顎関節も日本顎関症分類IV型(変形)です。十分な説明と同意のもとに治療義歯にて4ケ月間リハビリ、顎機能、粘膜の耐圧の向上をはかりました。山本の咬み合わせ表の最高グレードに致して、スルメまで食べれるとの言葉にて快適機能義歯に移行しました。彼は希望の中に自然な口元、スマイルライン、エステティックラインも気にしておりましたので、自分の歯のある写真をもとに、フェスニングも男性でしたが行いました。
装着後は無調整で、快適総入れ歯を入れた帰路とんかつを食し、口全体で食べれる喜び、入れ歯が気にならない一体感であることをe-mailで送ってくださいました。また好きなテニスも、その後のe-mailでは優勝した報告もあり、主治医として「よかった」と思いました。
これは本屋さんで私の本との出会いからのことです。
女性 40才 衣料品会社課長
主訴:噛めて、笑えて、歌いたい!!
ふっくらとした女性らしいS.Kさん、お若いです。すべての医院でインプラントの治療をすすめられた旨、しかし全顎で600~800万円との金額は歯が大切なことはわかっているし、自分の不注意による虫歯、歯周病によることとは理解しても出せる金額ではないし、病気したときのことを考えたらどうしたらよいか、迷いながらの来院でした。
一連の口腔検査及び機能検査の結果、歯周病だけれども上顎、下顎の歯は数本残せる。不正な噛み合わせも、リハビリで正常に戻せるとの診断をもとに説明、同意して治療に着手しました。
5月の連休明けよりスタート、まずタバコを止めてもうらうことを条件に歯周病の治療を開始、即時義歯を作ることから始めました。義歯の完成と同時に残す根をカットしマグネットを即時義歯に入れて、まず入れ歯に慣れていただくことからスタートしました。主訴が「噛めて、笑えて、歌える」ことなので、手始めは入れ歯とわかりにくい手法をとりました。顎位および形態を変えずに違和感のないように最小限の変化でオーバーデンチャーを作りました。
本人はミキサーでジュース、ペーストにした食事に我慢していましたが入れ歯でレタスが食べれたと眼を輝かして喜んだ、これが一日目の出来事です。
7月の咬み合わせのコントロールの際に5mm upし、顎関節を後方に移動させることにしました。そして同時に表情筋のトレーニングを開始、管理職で多くの部下の責任者でもあり、審美的な要素にも細心の治療をしてゆくことにいました。噛めること達成、笑えること達成、カラオケ十分達成、美しさ達成、本人の満足100%。10月いよいよ1ケ月かけて快適総入れ歯を作製、11月完成しました。
S.Kさんは、今年は社の責任者として海外にバイヤー出張、部長をめざして活躍中。歯に自信がもてたがゆえに幸運も引き寄せることができるかもしれないと、私は思いました。やはり第一線で活躍している場合、噛める、笑える、活かせることは重要なことと思えますし、またS.Kさんのように外国人と会う人はとても歯を大切にしなければ、と思います。マグネット使用なので、維持、安定もよく、将来インプラントの方針も考慮した治療方針と考えています。
女性 58才 主婦
主訴:入れ歯で顔が変わった
M.Yさんはふっくらした小柄な女性です。3年前に入れ歯にしてから「頬を噛む、入れ歯の下に食べ物が入る」、また若い頃の写真を持参して、総入れ歯にしたら変わってしまい、外出もしなくなった旨、診査、診断の結果、マウスボリームで、前歯の被蓋、専門的には前歯の出っぱりがひどいので確かに人相が変わったことは認めざることを否めません。顔立ちが美しい女性ですので、口元がよくなればさらに美人になることは確実との判定のもとに治療をスタートしました。リウマチの既往歴もあり、併行してドライマウスの治療もしてゆきました。
H16年5月、治療用義歯にてコントロール、歯肉がコンニャク状なので噛み合わせで前歯部に負荷がかからない様にチューブにて噛むトレーニングもしました。表情筋のトレーニング及び内科医との対診にて関節リウマチを治療、顎関節の運動障害には「セラバイト」の訓練を行いました。
治療義歯に対して、(1)前歯6本歯頬そのまま、切所のみ出す。(2)頬がへこんだところの犬歯は外に出す。(3)右下の犬歯がへこんでいる。等の修正点をM.Yさんは細やかに指摘したので、快適総入れ歯の機能義歯として修正して完成しました。
鏡をみて「よろしいです」との一言。そしてニッコリとしていただきました。これがM.Yさんのすべての表現と私は思いました。
この症例は、内科的な要素も加味される難症例なので慎重に対診をしながら治療を行ったものなのです。
女性 76才 主婦
主訴:前歯で噛むとはずれる、入れ歯が大きすぎる
K.Kさんは丸顔で、目の大きな76才とは思えない元気な女性です。
H17年6月初診、写真(35才頃)と比較すると咬合高径(鼻下点とオトガイ点)の距離が大きく猿のような顔立ちになっていました。周囲の人は顔のことなので何も言いません。本人は入れ歯が大きいとの自覚でしたが、比較に正面の写真を撮り、横顔も撮り、セファロも撮り、前歯部はコンニャク状の歯肉、顎関節も悪いことを説明しました。同意のもとに治療義歯の製作、入れ歯は臼歯で噛むトレーニングを開始、発音訓練、顎機能運動、粘膜活性化、唾液分泌促進を行いました。4ケ月後、顔にベストマッチ。これは家族が全員認めていただけたことと、本人h「入れ歯が口の中で一体化している」との表現によります。
顔に自信が持てたこと、周囲の人々がよくなったとの表現に本人はとても気をよくして、週に5日は外出する、またひとりで海外旅行にも出るような行動的な女性なので、それに一層拍車がかかって御主人は大変であるとのことです。英語の発音でも気にならないとのことはパラトグラムテストで証明済なので、私は安心しておりました。顎位さえ安定させておけば、これから作り替えなくてもいいと思います。
K.Kさんの素敵な笑顔を拝見して、私は「よかった」と心の中で言葉を発しました。
女性 45才 インストラクター
入れ歯で“顔が美容整形したみたいに美しくなるなんて!”
私は8年間歯周病で大学病院にて治療をしておりました。歯のないところは部分的にとりはずしができる入れ歯をしていました。
しかし、残っている歯は動いて水がしみるし、だんだん前の歯がのびて顔もみにくくなり、口臭もひどくなり、外へ出るのが嫌になりました。
人に会うのが恐怖になりました。
歯医者へ行くのもはずかしく、食物もとても軟らかいものや牛乳、ヨーグルトなどしかたべれないので体重も5kgほど減少、顔もげっそりしてしまいました。
老け顔になりますます外へ出るのが嫌になりました。
さらに体重も減少、老け顔、心の落ち込みに家族が見かねてインターネットで調べて、遠藤歯科にわらをもつかむ気持ちで電話をして予約をしました。
実は顔写真で何でも気づいてくれそうな印象からです。
始めは緊張でブルブルでした。
しかし、2回目からは現在の入れ歯を修正していただき、歯石を取ってもらったら口臭もとれ顔もやや膨らんできました。
この先生なら自分の歯の治療が任せられる、私の歯の治療はこの先生しかいない、そう思い治療の入れ歯を作ってもらい、わがままにも歯を大きくして!!頬をふくらませて!!などお願いして気に入ってきました。
友人は「整形したの?」と質問します。入れ歯というのはいやなので「そう」と答えています。
今は治療の入れ歯ですが、本物の入れ歯が待ちどうしいです。
入れ歯で“顔が美容整形したみたいに美しくなるなんて!”と思います。
外出も平気、仕事も快調になりました。
| ● 症例Ⅰ: (写真付き) |
女性 67才 主婦 歯が動いて噛めない、会話ができない、人に会うのが嫌だ |
| ● 症例Ⅱ: (写真付き) |
男性 58才 会社員 歯が動いて痛くて噛めない |
| ● 症例Ⅲ: (写真付き) |
女性 72歳 会社役員 笑うと入れ歯がはずれる、自然の感じの歯にしたい |