院長のブログ
今の時間に生きる
毎日総入れ歯治療に従事していて多くの初診の患者さんのカウンセリングをしていて気がつくのです。
総入れ歯や部分入れ歯は簡単なものとの概念があるように感じます。
虫歯の治療、冠やブリッジとは概念が違います。
なぜなら多数歯の場合障害者14級くらいのところと思います。
それまで多くの治療の成れの果てで顎関節、咀嚼筋群、姿勢,など全身の影響がけしてよくないことが考えられるのです。
もちろん噛めないことによる前頭葉に対する影響も心配です。前向きになれないから、痴呆になりやすいから?
いや違います食べ物をおいしく食べてほしい、生きるための栄養でなく、自ら選び、目で確認して、食材の感触
を歯で舌で、粘膜で感じてほしいからです。インプラント此れは歯根膜がないので噛めるだけです。
食感感じられますか?
今という瞬間は二度とありません!!
快適な入れ歯を作るには今まで負の遺産を正の常態にしなければできません、ですから今の時間を今のいい時間にするために人により10か月あるいは12か月かかる人もいます。平均6カ月です。
そこで患者、歯科医師、歯科技工士、パラデンタルスタッフのかかわりで完成された患者さんは難壁を乗り越え
登頂した喜びがあり今の瞬間に生きることができるのです。
ここの条件がありますが総入れ歯治療は総入れ歯自体が異物です生体に適応するのは大変なものです。
経済がかかりますので何年持ちますか?総入れ歯は改床、リマウントで新しく作らなくてもいいです。
まず毎日、毎日おいしく食べて、食材の旨み,食感味わい楽しく生きることが大事です。
過去でも、未来でもなく、今の瞬間に生きましょう、それが豊かな未来につががるのですから。
正確なことはすべての症例にあてはまらないかもしれませんが15年以上の患者さんは多数おります。
もちろん半年一度の健診が必須ですがーー。
2017/09/10