院長のブログ
異物感としての入れ歯
そもそも有床義歯は人工歯+床により構成されたお口にとり異物です。
それに適応することができるのが人間であり他の動物ではおそらく無理です。
吐き出してしまいますね?
異物感が強ければ我慢して食いしばるかもしれません。
慣れてこれで噛むことができる道具としての認知は努力が要ります。
小さいものから適正な大きさにする、低い高さから適正な高さにする、発音訓練をする、嚥下の訓練
をする、笑うこれらを積み重ねて慣れることが大事ですね。
総入れ歯はまさに異物そのものかもしれませんね。
ですから快適に使えるように入れ歯製作には工夫して名人が作り、
患者さんは精神的には行動認知が大切になります。
2018/01/06