院長のブログ
軟質義歯での失敗症例
最近入れ歯の裏側をシリコンで作る患者さんが多いのか噛み合わせの不都合で来院するケースが多い。
これは印象の再現がレジンより上手くいかず、辺縁のボーダーが過剰になることによるものです。
そして人工歯もレジン歯なので裁断が良くないのです。
機能印象の追い込みも不完全な場合咬合がずれるのです。
症例を選ばないでシリコン床はカンジダ菌の温床でもありますから高齢者には注意がいります。
合わなくなった総入れ歯は再度リベースになります。ここで問題なのは咬合の狂いが出やすいので
いかに正確に咬合器にマウントして咬合調整するかです。
特に上の総入れ歯はシリコンリベースすべきではありません。
食べ物が美味しくないです。
上の総入れ歯は口蓋が無いか、薄い法が快適だからです。
多くの失敗例は上の入れ歯で落ちやすト来院する患者さんが多いことです。
2016/10/24