院長のブログ
総入れ歯と美しい口もと
これからの文章は香原志勢氏「顔と表情の人間学」からの引用が多いのだが人類学的に毛抜き状咬合が始まりであるがそれが近世になると鋏状咬合に成ったらしい。
高齢に成るに従い上顎の切歯、側切歯が食い縛りや、歯周病でフレアアウトして側貌が醜くなる傾向にある。
又かれは「顔の中で品の良し悪しが最も表れやすいのが口もとである」と著書で述べている。
今治療中の患者さんは83歳の女性ですが旧義歯から治療義歯の試適の時、本人は鏡、動向の娘さんは
鼻から下の変化にびっくり、笑うと歯が見える、口元の皺が目立たないと感動してくれました。
私は「パイロットデンチヤーですから装着後3ヵ月リハビリすれば更にきれいになりますよ!」と
述べました。
女性はいくつになられても美を意識してほしいと思います。
もちろんそれは健康美ですがーーー。
下図はどちらも総入れ歯です、人工歯の排列で同じ人ではありませんがイメージが大分変わりますね!!
2017/09/20