院長のブログ
高齢者のお口のケア
高齢の方のお口の環境は若い人以上に大事です。動物ですから口から食べることが必須です。
経管栄養、ではただ生かされているだけです。どうぞ60台で歯の治療は完璧にしておいてください。
私の診療所にもすでに20年くらい前に総入れ歯を作り咬合が安定しているのと、人工歯は瀬戸物なので
摩耗が少なく15年から20年の人が数人居ります。顎の変化はリベースでなおりますので新しくする
必要はありません。総入れ歯でも快適に自分の歯以上に食べて毎日食事を喜んでいる方と痛くて食べられない
方の差は60台のお口の手入れかな?
老いに備える60台でインプラントはリスクがある方は床義歯であごに適合した生理的な義歯を全身が
健康な時に作りましょう。私は特に老人ホームの検診などで特にこのことは感じます。
運動機能が低下してからは咬合が安定しないのでいい入れ歯はできません。
フレイルになってからでは遅いです。
どうぞ健康な時にいい入れ歯を作り老後の食生活をエンジョイしてください。
娘さんや息子さんがそれを理解して御両親のために来院してくださりご相談を受けるとわたくしはこの方
は幸せだと親御さんにいつも言います。
お口のことはとても動物は大切です。生命に直決している器官です。
持つと関心を持つてほしいといつも診療後におもいます。
2022/10/16