院長のブログ
生きがい?
神谷美恵子女史の「生きがいについて」をまだ読んでいる、とても難解で哲学的な表現が多いので浅学菲才
な我が身では到底理解できない?、いや高齢化で理解できない?のかもしれません。
生きがいとの問いで私は今歯科医師として学生時代、大学院時代、大学病院時代そして開業後も歯科補綴専門
医、顎関節専門医として最善の歯科治療を提供できる誇りかもしれません。そして今でも時間があれば論文を
週に2本ほど読む、これは一般医科の物も含まれます。まだ向上心が衰えていない日々精進の毎日です。
そこで臨床は高邁な方法もありますがそれらは経済、と時間がかかり、高齢者にはなかなか困難な場合が多い
のが最近の傾向です。
そこで現義歯が改造で使えるなら短期で、安くある程度の機能ができる方法を考えました。
何も富士山の頂上を目指さなくても八合目でいいのではないかです。この方法で最近は治療の方が出てきました。
しかしオールマイテイではありませんので初診の診査、診断が大事です。
合格すれば最短2回の通院で完了。これらの方法はSNSで見た娘さん、息子さんがご高齢の親と来院
するケースが多いです。親孝行な方が多いのにはいつも頭が下がります。これを見ると親御さんは子供を
大切に愛情深くお育てになられたのだと感動します。優しさ、愛は伝染します,笑顔もそうですね。
これは日常の入れ歯治療からの感想です。ですから入れ歯が痛くて食事ができない!!
この非日常を一日一日が大事なご高齢の方に素早くできる解決策です。今後はこの方法がメインテーマ
かもしれませんね。もちろん60台70台位の方はパイロットデンチャーシステムが最高ですが。
2025/01/18