院長のブログ
総入れ歯装着後22年経過観察
本日総入れ歯を作り毎年定期検診に来院する女性の患者さんが来院されました。
まずお互いの健康に感謝しつつ入れ歯の点検に入りましたがフィトチェカーでの検査では上顎のAHライン
の隙間がある以外異常なし、咬合はバイトアイで前方の咬合接触が気になるので50ミクロンの咬合紙
で調整、これは長い間に起こる現象で老化と前傾姿勢、首の傾斜、顎関節のずれなどで起こるし、とくに
人工歯がレジンはでは高頻度に起こります。長期に使う場合はコンディロフォーム陶歯なので耐摩耗性は
あるのでほとんど心配がありません。いつも粘膜調整と咬合調整を十分にすればご自分の手足のごとく
使えるのですね。嚙める喜びを感謝されておられました。一期一会に感謝いたします!
2025/03/18