院長のブログ
先進治療義歯センター
遠藤歯科医院(墨田区)では機能検査として3次元6自由度検査をナソヘキサグラフで行っております。
総入れ歯の症例としてはおそらく日本最多と自負しております。
時間軸で追跡しており、ガムで咀嚼力をも観察しております。
科学的な裏ずけをして機能を検討しております。
おそらく大学でも学会発表のみしか行われていないはずです。
総入れ歯ほぼ全症例にもう12年ほどルーチンで行われています。
写真はナソヘキサグラフです。
ヘキサグラフです。
入れ歯が締め付けられる
入れ歯が締め付けられる。
きついこんなことを述べる患者さんがおります。此れは先ず印象のとり方、および成型制度の問題そして精神的な問題、
これらが車の両輪です。
入れ歯自体に遊びをつくり、支持、維持に空間をつくります。
作り方としては治療義歯応用のパイロットデンチャーシステムが最高です。
患者さんは毎日入れているものですから辛いのです。
解決方法がありますから悩んでいないで専門医に相談することです。
顎の土手の真ん中に起きやすいです。
先人の教え
ワット、マクレガー、加藤、シルバーマン、これらは総義歯治療の第一人者です。
これらの成書に総義歯のむずかしい患者さんは心理的な問題を抱えている方と述べております。
顎の形や、機能もさることながらこころに悩みのある方、抑うつ状態の方は新たらしことに対する耐性が弱いのでなかなか
新しい総義歯にも慣れにくいのです。
私も最善は尽くしますが精神的な問題を抱えている患者さんには難儀します。
先ず時間がかかります。
治療義歯のみで本義歯まで行かないことになります。
これらを治す方法としてマインドフルネスストレス低減法があります。
難症例に対してこの方法を使います。
カバットジンの方法です。
形態+機能+心理これらのコントロールです。
成功例のみではない現実打破です。
脳の中の身体、これが難問なのです。
2013/07/28