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院長のブログ
無歯顎の時間が長いと遺伝子レベルで筋が変化する?
歯を喪失して長い間補綴しないと咀嚼筋群の細胞レベルすなわち遺伝子までも変化するといわれています。
上の顎には内側翼突筋、外側に頬筋、付随意筋などがあり活性化しないと萎縮してしまいます。
入れ歯を長くいれていない場合やはり治療義歯(パイロットデンチャー)でリハビリが大切です。
また総入れ歯では接食、嚥下が上手くできるかのデザインも考えなくてはいけません。
入れ歯の形態、機能、顎の運動です。
形は似ていても機能が伴わなければ入れ歯はただの異物に過ぎません。
人工臓器のレベルで入れ歯をつくり筋の保存に心がけたい物ですね。
無歯顎の時間が長いと遺伝子レベルで筋が変化する?
インプラント不適応因子
1.骨粗しよう症
2.膠原病
3.シエーグレン病
4.糖尿病
5.精神疾患
6.ステロイド、抗凝固剤服用中
7.喫煙
などがあります。
これらの場合入れ歯が安心、安全です。
不安な歯は十分な管理の下に治療、あるいは抜歯をして持病と安心して闘うことです。
口腔の管理をしておいしく毎日の食事を楽しみたいです。
2014/01/31