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セラミック矯正への警告!!
最近SNSなどでセラミックにて多数歯を矯正する症例を見るたびに補綴医いやその前に歯科医師として
驚きの気持ちでいっぱいです。
もちろん虫歯で抜髄、の歯なら仕方がないのですがなんでもない自然歯を形成する、すなわちエナメル質の
削合ですね、歯の鎧を取ることになります。よく欠損の場合ブリッジだと隣在歯を削らないでの方法
インプラントを歯科医師は勧めますがこれらの論法にセラミック矯正の論理は矛盾しますね。
患者さんも高額の治療代を出して自分の悪くない歯を削るリスク自覚しないのでしょうか?
どのくらいその歯が持つのでしょうか?また咬合?オーバージェット、オーバーバイト、顎関節との調和
セラミックの硬度これは自然歯と比べてのこと。あくまで見た目のため目に投資することに私は
補綴医として日夜疑問に感じています。うまれながらの歯を見た目だけで削合してしまうそのマイナス面を
もっと考えましょう!、生体は経年的に変化します、人工物はあくまで病的な補助的なものであるべきだからです。5年、10年先にはどうなりますか!
2025/04/27