院長のブログ
体は変化の連続です
総入れ歯を入れて数年も来院しない、4年後ならオリンピック並みですが7-10年後に以前こちらで
作りましたと連絡がある場合がありますが拝見すると咬合が変化している、粘膜と入れ歯の床との
不適合、咀嚼診査でもダメ出し、これでは精密に作るもその本来の機能が生かせません。
総入れ歯は人工物ですし歯の歯根の代わりが床ですからその下の顎の骨は咀嚼サイドが骨吸収しますし
顎関節も吸収します。変化するのです。ですから理想的には年2回の咬合調整、粘膜調整を勧めます。
常に体の変化対応して人工物を使う。定期検診はとても大事です。唾液の出ない人、食いしばりの強い人、
ストレスを受けて生活する人は咬合調整しましょう。腰骨、頚椎、腰椎これらも経年的に変化しますが咬合も
体の傾きにより変わります。老化とともに姿勢も変化します。咬合も変化します。
どうぞ定期検査で咬合調整をしましょう!!
PCバイトアイによる咬合診断の図