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院長のブログ
総入れ歯のセントリックストップの重要性
ゲルバ―の理論を踏まえると左右の顎関節及び歯においての3点で支えることになるので
顎関節の安定位、人工歯の排列位置の安定位の3点の位置が大事ですね。
ですから総入れ歯のような支持が粘膜の場合人工歯の排列位置が大事です。
それも第二小臼歯、第一大臼歯です。なぜ人間は6歳の時に第一大臼歯が生えるのか
それから顎関節がそのあと成長するか考察してみてください。
又加藤均先生の「主機能部位に基ずく実践咬合論」も大変参考になります。
私の総入れ歯は丹羽克味先生の考えも入りますし、ゲルバ―先生、加藤先生の咬合論も入ります。
とにかく総入れ歯特に下顎の総入れ歯は支持。維持も大変むずかしい!!
大海に浮かぶ小舟です。
舌、頬をいかに味方につけるか、安定させる場所はどこか?
これ等を求める治療なのです。
ゲルバ―の理論の図(説明図から転載)
総入れ歯の製作は「理論と技の両輪で織りなす至高の味」と言えます。
2019/03/24