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院長のブログ
E.B.M.に基ずく総入れ歯治療
昨日は遠方からの患者さんでした。飛行機と電車を乗り継いで6時間でしょうか。
ドクターショピングなのですが歯科医学と医学のはざまにおられるので慎重に歯科医学における
E.B.M.を駆使して行いました。本日はそれらの整理、咬合器の模型マウント、写真の確認、画像診断
の確認等です。もちろん医科の先生との対診も考えて最善の戦略を考えます。
多くいる歯科医師の中で私を選んで来院してくださる患者さんは一期一会ですから。
もちろん私の考えだけでなく歯科技工士堤崇詞氏にも専門的なアドバイスおよび討論して戦略をたてます。
常に最善の総入れ歯を目指していますから独断と偏見で製作は致しません。
先人の英知、そして私たちの経験が患者さんにとり一番いい方法を常に提案できると確信しています。
さまよい歩かれた患者さんは歯科医学的にも心理的にも難症例ばかりです。
でも私の支えは多くの症例と45年の経験です。
想いはいつも早く来院していただけたら顎関節、粘膜、顎の骨異常吸収、筋群の乱れが最小限と思います。
条件が悪ければリハビリも時間がかかりますし退行性病変は治癒しないからです。
条件がいい時にE.B.Mに基ずく入れ歯は作りたいものです。