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院長のブログ
総入れ歯の印象は歯科医師の腕の見せ所?
総入れ歯の印象は補綴治療の中でもすべて粘膜が対象なので難しいですね。
粘膜の反発、移動をどのようにとらえるかかです。
そこで1.限るなく無圧で印象して、2その次にカスタムトレイを作り選択点加圧印象します。
機能と印象は連動しているので治療義歯で粘膜が安定したら流れの良い印象材でダメ押しの印象
これが理想的です。
これで咬合圧が加わりましてもそれに粘膜が対応できるので痛くない入れ歯ができるのです。
1.アルギン酸印象材、2コンパウンド印象材、3.酸化亜鉛ユジノウ―ル印象材あるいは付加型
シリコン印象材、石膏印象材、ビスコゲルなどですね。これらを駆使して義歯機能に伴う力学と
粘膜の被圧縮性のせめぎあいでも型取りです。
これらは経験がものを言います。
よく噛めていたくない総入れ歯は各工程の正確な積み合わせの工程ですよ!
材料、経験、技術これ等の総合力です。
2022/03/27