院長のブログ
総入れ歯難易度判定チャート
この休みに総入れ歯難易度チャートを完成させた。1から5までの段階に分け縦軸良好、やや良好、やや難症例、難症例、超難症例の五段階、横軸に顎堤、粘膜,対顎関係,舌、口腔周囲筋群、咬合、唾液、その他、である
これにより診査診断が明瞭になります。
なぜ治療義歯がいるのか患者さんも自分がどこの座標にいるのかがわかります。
診査診断がつけばその状態で最善の治療方針で治療を進めます。
総入れ歯治療は解剖学それも機能解剖学の知識を駆使して発音、嚥下、咀嚼の生理機能をその総入れ歯に
付与する高度な治療なのです。
歯根が粘膜というファジーな者だからなお大変です。また唾液は精神状態に敏感に影響する存在でもあるからです。
2017/08/15