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院長のブログ
ご高齢な方の総入れ歯について、短期間で作る方法
最近75歳から85歳くらいの方の治療が多くなりました。
痛くなく食べたい希望ですね、しかし顎関節の病気、ドライマウス、頚椎の病気、腰の病気など
経年の体の疲れが出ているので本来の60台位の方の治療と違います。
時間をかけて嚥下、咀嚼、咬合を治療義歯で治す方法はやはりなかなか困難です。
理想的にはそうしたい面もありますがADLの兼ね合い、平均余命など、あるいは既往歴などを考慮
していまする最善の方法を患者さんとともに考えそしてご家族の意見を総合して作るのが多くなりました。
やはりご家族の協力なしでは高齢者の総入れ歯は困難です。通院手段、医療費、本人の前向き度などが
とても大切だからです。
成功例は以上の状況がとても大切ですね。
食べる楽しみこれはとても大切なことですので毎日の食事が入れ歯が痛くて噛めないこれは避けたいですね。
それとインプラントダメなケースのリカバリーこれも最近は苦労しています。
咀嚼粘膜がなく被覆粘膜のみの症例は超難症例です。それにドライマウスが加味される大変ですね。