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院長のブログ
上顎総入れ歯の夜間装着はフラビーガムをつくる?
そもそも総入れ歯になる人は歯周病の影響も有りますがいわゆるブラキシズムの癖があり、顎関節も痛めている
可能性があります。
また骨格的に下の顎の咬筋粗面が多きい人、咀嚼筋群の発達している人、ストレスの受けやすい人などは
夜間の上の入れ歯の装着は止める法がいい。
なぜなら下の歯の前歯部での咬合により、口蓋後ろ、第臼歯後縁部がストッパーになり骨の吸収が起こり
その部分の粘膜が海綿状に変化する。すなわちフラビーガムになります。
ですから総入れ歯は前歯で咬まない、夜間入れない、昼間でも食い縛らないことが大切です。
以下に模式図をUhligから引用します。