院長のブログ
病気を診ずして病人を診よ
この言葉は慈恵会医科大学の創始者高木兼寛先生のものです。
私は日々総入れ歯や顎関節症の治療が専門ですが正にこの言葉を肝に銘じて治療しております。
全国から多くの患者さんが来られるので器質的なことはウーリッヒの表で決定しますが
問診で患者さんの痛みの問題を十分に解き明かさねばなりません。
総入れ歯は唾液が出ない是は最大の難症例になります。
精神的なものか、気質的な問題なのか解き明かすことが大事なのです。
病人を診なければなりません。
2015/11/04