院長のブログ
口腔粘膜の被圧耐性
総入れ歯は咀嚼粘膜が多ければ多いほど耐圧ぬ優れるので噛めます。
すなわち土手がしっかりしていることです。
咀嚼粘膜が十分ない、被覆粘膜の総入れ歯では硬いパンや厚いステーキは困難です。
それでも噛みたい場合パイロットデンチャーでマウスボリュムを適正にして本義歯に転写する
方法にくわえて人工歯を考慮することです。
パイロットデンチャーで粘膜の被圧耐性を養い咀嚼筋群の活性化を図ることです。
一発完成では不可能です。
インプラント除去
T市から2時間かけて来院した方のインプラント除去手術を行ないました。
インプラント周囲炎から7年です。
他のインプラントを生かしてチタンの部分入れ歯を入れるために今は仮歯を入れました。
多少の出血はありましたが痛みも無く無事入れ歯を入れて帰宅なさいました。
最近はインプラント除去が多くなりました。
骨が薄くなり再度の植立が難しいのと患者さん自身インプラントが嫌なので部分入れ歯
をインプラントに負担がないように設計して入れて喜ばれています。
2014/07/15