院長のブログ
先祖がえり
ご高齢になると無顎の場合乳児のような顎になりますし、顎関節の状況も同じです。
またご高齢になるとそんなに硬い食べ物を食べなくなるので咬合力は出なくてもよいわけです。
そして顎堤もどんどん吸収されて下顎角は鈍角になりますので咬合力は出にくくなるのです。
そうすると総入れ歯は前方に推進いたしますので外れやすくなります。
中心咬合位でしっかり噛めるように顎位を決めればよく噛めるのですがその決定がなかなか難しいです。
顎の様子を一昨年のスイスの講習で受けましたのでここにしめします。
2014/01/24