院長のブログ
総入れ歯の咬合器付着による検査
現在の入れ歯を形にとりあるいはゴシックアーチを記録して検査することはとても大切です。
補綴の専門医の先生ならばこの検査をして現況を診断すると思います。
そこで初めて入れている総入れ歯の咬合の可否が診断できるからです。
私はゲルバーの咬合器かデナーを使います。
もちろん粘膜面はウーリヒの診断表です。これに客観性を加味するために、咀嚼能率、唾液量、咬合
接触面積を加味します。
これらの診断がホントにいい総入れ歯の設計につながるからです。
正確な診査、診断なくして生体に適合した総入れ歯はできません。
これらの機器はルーチンワークでいつも使わないといい入れ歯はできません。
2018/02/16