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院長のブログ
軟性レジンは本当に粘膜に適応するか。総入れ歯について
此れは物理学の見地から変形率がイボカップ重合の硬質レジンより劣るので適合率が下がります。
また高分子なので汚れが付やすい。
経年劣化が早い。
基礎維持は変わらなくても副維持は期待できない。
これらのことは古のHorust uhlig先生が著書P,35に「Weichkunstoff als Unterschichit einer Prothesenplatte stelt keine den Grundhalt verbessernde Hafthilfe der」と述べている。これを和訳すると以下の意味です。
すなわち「軟性レジンは義歯床の基層として用いてもこそ維持を助ける副維持とはならない」とめいかくにのべているのです。
ですか歯科の咬合学や理工学を十分理解している専門医は好んで軟性レジンを使いません。
ましてやシリコン床は使いません。
文献や本をレビュ-して自分の足りない経験をカバーするとわかりますね。
また有能な歯科技工士とパートナの歯科医師なら適合のいい総入れ歯を作る可能性が高いです。
2017/08/09