院長のブログ
治療義歯の大切さ
今日4か月治療義歯でリハビリした方の本義歯への移行のためのダイナミック印象をおこないました。
表情も生き生きして若か若かしくなられて喜ばれましたが再度前歯の見栄具合、色、排列の希望
を聞きました。
当然4カ月の表情筋のリハビリで筋の活性が図られ顔全体に対する前歯の見栄具合も変わりました。
そこで歯の形、色の再点検です。
これがパイロットデンチャーシステムの最大特長のひとつです。
これが一発完成の入れ歯つくりにできますか?
ポケットデンチャーで終わらせたくなければきちんとした工程がいります。
入れ歯専門医として43年の経験です。
1975年Celenzaの言葉
<Pehaps it is not the Position of the Positin but the Precision of the Position >
<位置の位置ではない 位置の正確性である>
此れは1975年Frank Celenzaが述べた言葉です。
正確にかみ合う様に補綴する方法はいくつもありますがその位置を正確に再現しているか
問題です。
総入れ歯でもゴシックアーチを採るかフエースボウを採るかヒンジを求めるかそしてそれが正確化
を検証して総入れ歯を作るかその医院や先生のフィロソフィーです。
陶歯を使い長い間自分の歯同様に使うには位置の正確性です。
0.3---0.5mmこれが問題です。
おいしく食べる秘密です。
遊びを口に作るコツです。
人間は順応生が高いのでややいい加減でも適応しますがどこかにその歪がきます。
しかし補綴物は位置の正確性おもとめて作り決めるべきです。