院長のブログ
入れ歯も十人十色
入れ歯にならなければならない状況が各人各様であるゆえすなわち生理的な状態、解剖学的状態、精神的な状態
などまちまちだからです。
簡単に述べると、顎堤が十分ある人、噛み合わせが安定している人、前向きな人、唾液の出る人などはすぐに入れ歯
馴染みますがその反対にいわゆる土手のない人、フラビガムの人、脳機能障害を含む咬合異常のある人や顎関節障
害や精神的に不安感の強い人、嘔吐反射の強い人、ドライマウスの人などは入れ歯はなかなか慣れませんし
作る側もむつかしいのです。
あくまで入れ歯は異物と割り切りおおらかに使う人は早く慣れます、また使いこなすのも早いですが違和感を気にする
人は入れ歯とくに総入れ歯は馴染むのが大変です。
どんなに考えてもお口の粘膜は敏感で脳機能に直結していますし精神状態特に自律神経に関連していますから
心の持ち方にもあります。
2017/08/23