院長のブログ
総入れ歯の困難性
ご存知のように総入れ歯はすべて床で粘膜と接していますので下の入れ歯は食いしばりや歯ぎしりにて
粘膜が痛むと噛めません。とても小さい潰瘍でも痛いからですね。
そこで形の取り方、かみ合わせの位置が大事ですね。それと入れ歯を入れている人の入れ歯としての
異物にどうなれるかの努力が要ります。
時計や眼鏡と違いとても敏感な口腔の中で機能しなければならないからです。
これは個人差があります。
可能な限り精度や形態を作っても異物は異物ですね。本来ない人工歯、床そしてレジンや金属が
お口にあるだけで不快なのです。
それを折り合いつけて入れるそれが総入れ歯です。
人間以外入れておけないのが入れ歯です?
2018/03/01