院長のブログ
総入れ歯の手入れ法
総入れ歯はまったく粘膜負担で咬合力を受けることですから粘膜上は吸引流、熱の停滞、腺分泌の抑制、夜間装着に
よるノクターン式虐待などで粘膜及びその下の歯槽骨は痛めつくされることを理解しましよう。
ですからはずせるときは休ませる。
夜間は入れないで休ませる、そして粘膜のマッサージ、リステリン6倍希釈でうがい,それも冷水がよい。
水は繋留うがいです。
義歯の内面は十分に清掃、粘膜にタッチするほうです。特にカンジダ禁は除菌したい物です。
もちろん機械的に超音波洗浄器もいいですね。
ビタミンA,C、E摂取して粘膜を鍛えることも忘れずに。
粘膜上で総入れ歯ができるだけ動かない咬合の設定も粘膜を庇護するために大事ですね。
総入れ歯は粘膜で維持されていることを忘れずに!
軟質裏装材はポーラスですからカンジタ菌がつきやすし、色素もつきやすい欠点を肝に銘じて使いましょう。
ですから頻繁に手入れのできない人には不向きな材料ですね。
2017/02/01