院長のブログ
総入ればと舌
総入れ歯は頬の筋と舌の筋の中立の位置にあり安定します。
それが最近立て続けに長期間、高さの低いすなわち低位咬合の不適合入れ歯で我慢していた方の治療で難儀しています。
解剖学的に舌は筋の塊縦に横に筋層が走り低位の咬合の場合押しつぶされて巨大舌になります。
総入れ歯を入れる場合の難症例になりがちです。
長い間の適応なので矯正はなかなか大変です。多くの患者さんはあまり指摘されないと気づきません。
それに抵抗するためにはリハビリの努力かインプラントでアンカーを打ち込むかしかありません。
顔が違うように入れば治療も様々です。
そんな場合舌房を侵害しないように広げた人工歯の配列も入りますね。
高齢になればなるほど難しくなりますね!!
いずれにしても若いうちに歯はきちんと治したいですね。
舌房のの広い総入ればです。
2019/09/13