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院長のブログ
Carl O Boucher先生の本を再度読む
私が大学院時代にハンズオンコースで勉強して以来、そのとき五十嵐先生、田中久敏先生の通訳で
3日ほど勉強しました。その抄読会で2版を読みましたが時がたち原著も12版になりました。
無歯顎患者の補綴治療の題名になり、インプラントが併用されています。
総入れ歯は粘膜負担では退行性病変のために骨の吸収、粘膜の疲弊が起こるので必ず半年ごとの
メインテナンス入ります。
総入れば患者の栄養不良のリスク因子や栄養ガイドラインをお話しいたします。
1.多様な食べ物を摂取する。
2.複合炭水化物を中心とする食習慣を形成する。
3.果物と野菜を毎日5品目以上取る。
4.魚肉、鶏肉、赤身肉、卵、乾燥豆、インゲン豆を毎日選んで食べる。
5.Caを豊富に含む食品を毎日4品目取る。
6、脂肪と糖分を多量に含む菓子類の摂取を制限する。
7.Naと脂肪を多く含む調理した食品および各食品の摂取を制限する。
8.水、ジュースまたは牛乳を毎日8杯摂取する。
バウチャー無歯顎患者の補綴治療P66から引用、改変。
総入れ歯の患者さんはこれらを考えて粘膜や骨のダメージを最小限になるように
努力する。
2019/10/30