院長のブログ
パウンド先生の診断用義歯
パウンド先生の診断用義歯に+ゲルバ―先生の咬合理論を加味さら位に精度を総入れ歯で上げる方法を
確立しました。
もちろんそこには補綴の世界では歯科技工士の方の熟練した右腕があります。
私の知る限りでは沖野節三先生には野本正雄先生、ゲルバー先生にはボッシャ―先生。
そこで遠藤には堤崇詞先生となります。
総入れ歯をもちろんご自分でおつくりになられる先生もおられますが歯科技工士の匠の技も
大切なのです。診査、診断、印象、咬合採得、排列の一部など歯科医師の分野ですが、
重合、研磨、全体の排列などは歯科技工士の優れた感性がなければできません。
設計のとうり家がたつかやはり匠の大工さんがいないとできないのと同じです。
ここでは患者さんの要望を入れてお試しの診断用義歯を入れて、顎関節の安定化、粘膜の被圧変位の
修正、前歯の歯並び、発音を確かめます。そして安定した段階で患者さんの意見を聞き本義歯を
作ります。総入れ歯でも部分入れ歯でも条件が劣悪にならないうちに作ることが大事です。
2022/03/05