院長のブログ
入れ歯と味覚
フランスの食通家ブリア・サヴァランの名著「美味礼賛」の中で味覚は結局われわれの諸感覚の中で最も多くの楽しみ
を我々に与えるものであるとのべている。
ですから粘膜を覆う総入れ歯はとても不利です。それですからインプラントと短絡的に考えないでください。
超高齢化時代のリスク,すなわち,痴呆、骨そしょう症のときインプラントの炎症の制御どうしますか?
大変です。でもいいときをすごしたのだからあとで難儀してもいいのでしたらいいでしょう。
味覚を感じれる入れ歯の追及として無口蓋義歯、チタン床,ジルコニア床を考えています。
旨みの出ることには唾液が大事、、沢山水を飲み、できるだけ噛む、素材を小さくしてアミラーゼを働かせるのです。
一口30回総入れ歯の人もよく咬んでみましょう。
遠藤歯科ではですから咀嚼検査が必須です。
噛みましょう、!
痴呆防止の意味でも噛み,噛みです!!