院長のブログ
連休初日は書斎の整理
今日は天気がいいので本の整理をします。
学生時代に使った専門書以外、小説、哲学書などは捨てるつもりで整理中です。
綺麗にして勉強すればいいのですがまるで倉庫の中で、片隅の机の上も本だらけ脇のほうのパソコン、空いたスペースで物書きです。
自分ではなかなか進まないので断捨離、ホームヘルパーを頼むしかなさそうです。
未練がましく捨てられないわが身なのでーーー。
時間をかけて体に合う入れ歯を作りたい
此れは一昨年ゲルバーの講習会「サンモリッツ」でのスライドの一部です。顎関節と総入れ歯の人工歯の説明です。
人工歯はコンデロフォ―ムです。顎機能と咬合をシンクロさせて作ります。機能を元に戻していい入れ歯を作ります。
いいままでの入れ歯との違いを説明すると入れ歯を完成してから咬合調整する従来の方法よりもこの方法を選びます。
最近は十分な説明で最近は時間をかけていい入れ歯をとの患者さんが多いのです。
英語でDisorders とは日本語で障害の訳になります。
障害の機能を正常にするにはリハビリテーションがいります。
嚥下、発語、咀嚼は脳機能です。形だけの入れ歯を入れて噛みあわせだけ調整しても上手くいきません。
此れは総義歯専門に40年の臨床歴から確実に断言できます。
個人、個人の機能訓練が必要です。
それには訓練、とたゆまぬ研究をした歯科技工士と印象、咬合採得をする熟練した歯科医師のみができる世界です。
パイロットデンチャーで機能訓練して顎関節を自分が使う総入れ歯の3次元空間にあわせることが大事になります。
これから10年、15年自分の体の一部として使うのでしたら少なくとも半年は時間をかけたいですね。
そして納得に行く入れ歯を作りたいですね。
2013/4/28