院長のブログ
総入れ歯とダイエット
総入れ歯はそもそも顎の骨の上の粘膜上に床があり人工歯がある構造です。
ですから粘膜の脂肪組織や筋がダイエットでやせたり、病気で体重が減ると義歯床と粘膜上の隙間が
できて総入れ歯の不適合が起こる。
不適合が起こると隙間に食べ物が入るし、とくにゴマでも入れば一粒でも痛い、又咬合時入れ歯が動くので噛めない
滑舌も起こるし、ひどい場合発音が不明瞭になる。
又不適合だとその下の顎の骨の病的吸収が促進される。
総入れ歯は体重の変化に敏感なのです。
不適合になったらすぐに対応したいですね。!
総入れ歯の構造の図