院長のブログ
総入れ歯と味覚
総入れ歯を入れていることを忘れる感覚の追求はとても困難です。
これは大脳の感覚領野の問題も絡むからです、補綴治療で最大限考えられることは
1.床を薄くする。
2.熱伝導率を考慮する。
3.咬合の安定を図る。
4.できれば上顎は無口蓋にする。
5.人工歯は陶歯
などです。
対顎関係でできない場合や唾液の少ない人,過多の人は困難な場合が多いです。
口腔はとても敏感なところで大脳皮質連合野でかなりの場を占拠しているのですからーーー。
今3人ほど難症例にチヤレンジ中です。無口蓋義歯チタンです