HOME» 院長のブログ »総義歯補綴の材料、治療法の再検討
院長のブログ
総義歯補綴の材料、治療法の再検討
夏休みから本日まで先人の著書および他の人文科学書、医学書、文献を読み漁りある結論に到達しました。
ギージー、ゲルバー、バウチャー、シャリー、ハートウエル、ウーリッヒ、シルバーマン,沖野、矢崎、堀江など等、
そして中村天風、松原一枝、ビルモイヤーズ、カバットジン、安保 徹、吉田勧持、小林義典、オケソンなど等。
を再度熟読しました。
そこでの結論は
1.総入れ歯製作法はパイロットデンチヤシステムでまちがいがないこと、意や最善の方法であること。
2.材料はイオン化傾向の低い金属で局所アレルギーを防ぐこと。チタン、貴金属です。
3.ゴシックアーチでCRを決定、位置は丸秘事項。
体の中、粘膜上の組織の中で違和感なく、場合により不潔な場所とも言える口腔、湿り気、細菌の数が多い、
その中で汚染に対する抵抗性、材料の吟味、治療法が大切です。
もちろん噛めるためには金属歯,陶歯です。
コバルトクロムを使う時はレジン入れて粘膜直接触れないのが陽イオン流失がないので安全です。
毎日使う人工臓器みたいなものです。素材、方法で製作された総入れ歯で日々使いたいですね。
ローマは一日にして成らず、遠回りこそ近道である。
本当に快適な総入れ歯の答えが出ました!!
2017/09/24