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院長のブログ
重度の歯周病のなれの果ての総入れ歯
総入れ歯にするにもインプラントにするにも大変です。
総入れ歯の場合支持、維持が困難です、またインプラントにする場合も骨造成が要りますね。
高齢者の場合他の全身病、および骨粗鬆症などがあれば適応外になりますので第一選択は
総入れ歯になりますね。
顎関節の不調和、舌、口輪筋、頬筋との協調運動不全、唾液の分泌不足(加齢によるもの、薬の副作用)
などがあると難症例になります。
これ等を分析して戦略を立てなければなりません。ですからここまでくる経過が大事なので
これは少数歯欠損のときに確実に治療して定期点検を受けることが大事になります。
なれの果てでのリカバリーはとても困難ですし、何より本人の努力がとても大事になります。
時間をかけて治療義歯でリハビリするしか方法はありません。
2019/04/11