院長のブログ
驚きです。
今日はGysi先生のDVDを見て感心しました。1930年ころの臨床の患者さんを見ての総入れ歯つくりです。
印象は石膏だとおみいます。しかし現在と比べてもしっかりフエスボウ―を使い、咬合採得も器具を使い
今の一般の総売ればつくりよりも理論的で素晴らしものがあります約100年前ですよ!
今は材料が進歩しています。しかしどのくらいの先生がフエスボウで咬合器にマウントしているでしょうか?
粘膜で総入れ歯はフエスボウでトランスファーしても誤差で無意味であるという先生もいます。
咬合器も平均値でいいとも言います。しかし彼の軸学説や咬合小面咬合など幾何学的で不可能といい
その理論はあまり使われなくなりました。でも私の原点はGysi先生から沖野節三先生、加藤吉昭先生、
森谷 良彦先生につながります。そしてチュリヒ大学ではGysi先生からGerber先生つながり又私は
Gerber先生の総入れ歯理論で現在は作るとなります。ですからGysi 先生の理論は私の総義歯補綴学
の原点です。
フエスボウトランスファーの図