院長のブログ
介護タクシーで来院の患者さん
寄る年波で介護が必要になりご家族で来院する患者さんが多くなりました。
私が上梓した「快適!総入れ歯」の本を読んだ頃の患者さんは総入れ歯を製作して20年以上経過した方がほとんどです。
年一回の定期検診で毎年お会いするのですがそれぞれいろいろ病気が出てきています。
でもご家族がみんな協力して車椅子で治療室に入りますが気持ちはみな前向きで、ポジテブです。
いまのすべて女性で80歳以上今日は88歳の方でした。
阪大の鮎川保則教授の報告にあるように60台で正確な入れ歯をおつくりしているので痴呆になられても
その進行が遅いですね。そしてなんでも嚙めることは体力的にも衰えのスピード遅くできます。
ただ車いすになると足の筋肉がどんどん衰えてくるのでやはりリハビリが要ります。
お口の筋群もよく嚙むことで鍛えられますので噛むことが大事ですね、また発声も大事なので会話を
ご家族でしてあげてください。
それが咽頭周囲筋群の活性につながり誤嚥を予防できます。
ご家族の理解のもとで60台で理想に入れ歯を作れば年一回のかみ合わせの調整、粘膜調整で
快適な食事ができるのです。
人生はどこできずき努力するかですね!!
今日も感動した治療ができました。ありがとう
2024/06/11