院長のブログ
総入れ歯でよく噛めることは
残念ながら糖尿病や歯周病、いわゆる虫歯で毎年抜く歯で全部内状態、すなわち無歯顎の場合
失われた期間が長期に及ぶ場合1.噛む筋肉の破綻2.皮筋、粘膜の変化3.習慣性偏心咬合即ち
片方の顎だけで噛むそこで顔の左右差4.発音、咀嚼、嚥下の乱れこのようなことが口腔生理学上起こります。
ですから遠藤歯科では総入れ歯の患者さんにお口の機能、組織に異常があることから治療していくのです。
食べることの行為は舌、ほっぺ、唾液これらの協調運動です。総入れ歯が大きくもなく、小さくもなく、
個々の人に丁度いい大きさがあることがわかりますね。
マウスボリュムの中で違和感のない大きさですね、これらはワット、マクレガー、ゲルバー、シルバーマン、
その他の先人の先生が論文や著書で述べています。機能解剖学的には東京歯科大学の阿部伸一教授が
わかりやすい本を書かれていますね。
そこで私はライフワーク的な快適な総入れ歯の製作を30年ほどから毎年バージョンアップして
パイロットデンチャーシステムとして完成させたのです。
この方法は多くの先人の先生の理論、技術の集大成です。自画自賛になりますが総入れ歯治療に50余年
携わり言い切ることができます。どうしても総入れ歯で噛めない人は一度ご相談ください。