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院長のブログ
雨の休診日に堀江式総義歯調製法を読む
再々「堀江式総義歯調製法の本を読む、此れは堀江先生が80歳を超え若い先生方に総入れ歯の彼の
術式を伝えんがためにかかれたものである。
昭和48年の本である。
しかしこの方法にのっとり段階を踏んで作られる総入れ歯は今でも少ない。
彼は3RすなわちRemount,Rebase,RelieおよびArangement teethの大切さを述べている。
粘膜の状態、骨の状態すなわち解剖学を大事にしている、さすが東京歯科大学の先生と感じ入ります。
矢崎先生も東京歯科大学の前身東京歯科医学専門学校ですので解剖学に強いことがうかがわれます。
今でも解剖学では上条先生の骨学,内臓学は参考になります。私は井出先生、阿部先生に機能解剖学の
大切さを学びました。
まさに総入れ歯は床と粘膜の適合、接着そして咬合が勝負です。
此れは強く堀江先生も矢崎先生も述べられているのが再度心に残りました。
私はパイロットデンチャーシステムとして先人の業績の改良型でより快適な総入れ歯治療を目指したいと
思います。
2017/09/06