院長のブログ
長年の無歯顎
本日の患者さんは会社人間、多忙で、出張も多く時間が取れない、喫煙も習慣である。
2年半下2本の歯があるのみで完全無歯顎である。
これは難症例です。
顎関節の変位、舌の巨大適応、咬合の乱れ、粘膜の脆弱化、などで総入れ歯そもそも異物です。
少しずつリハビリして適応させるしかありません。
昨年も某国立大学の補綴科に2年通院、だめで来られた患者さんを8カ月かけて総入れ歯が違和感なく入れていられるようになり、いまでは何でも食べれると喜んでいられます。
パイロットデンチャ―システムしかないのです。
生きるためもアイテムとして、人間としての品位ある口元として総入れ歯は大事です。