院長のブログ
総入れ歯の作る時期
初めて総入れ歯になる方は正確な診査、診断を受けて作るべきです。
骨は退行性の変化をしますし、顎関節も円板の周りの組織、皮質骨が変化してからではなかなか
リハビリに時間もかかり大変になるからです。それに昨日もブログで書きましたが脳の可塑性が
ある内に体の一部としてのいい道具を作りたいからです。お口の筋肉や舌、咽頭筋、表情筋などの
協調運動が大事だからです。すべてが破壊されてからでは総入れ歯はなれるのが大変です。
大事に至らないできるだけ若い年代でリハビリして作ることで長く定期的に管理していつも快適に
使うことが大切ですね。
生理機能、理工学的な材料の吟味、脳機能を考えて作る、日夜使う道具です。
咀嚼、嚥下、発声、見た目など総合的に考慮することが大事です。
喉元過ぎて熱さ忘れる!!、総入れ歯の人でも快適に使うには年2回の健診は大切です。
かみ合わせの変化、粘膜の適合、人工歯の破損、レジン床の傷などリカバリーしていつも快適に
しておくことが大事です。健康な身体維持に大事なことと思いますがーー。
機能運動検査の図