院長のブログ
総入れ歯をつくる王道
総入れ歯つくりの王道?
それはまず現状をいかに正確に分析するかです。
フエスボウを使い咬合器にマウントして機能平面や人工歯のベクトルが正確に顎の土手に
伝わるかです。
もちろん顎関節の挙動を見るために学運動の分析も大事ですね。
そしてz軸、適正な高さでx、y軸の動きをアナログ式のゴシックアーチトレースする。
もちろん粘膜の安定化は粘膜調整剤にて行う。
これでも最善をしたいのなら人工歯はレジン歯にて1年間使い臼歯は白金+金の人工歯
に置換する。
WATT,MACGREGORの論文の骨の変化のない部分だけTaitanにする。
これが総入れ歯の四季島ですね。いわゆるプレミアムな総入れ歯と確信します。
毎日何回も使う道具として最高に快適なものを作りたいものです。
手間暇かかりますが本当の匠の歯科技工士と総入れ歯経験豊富な歯科医師のジョイントでできるものです。
総入れ歯でもおいしく食べる喜びを得たいものですね。