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院長のブログ
苦悩!!、時期を逃がした症例の部分入れ歯
60代後半の女性の方で顎関節変形、骨粗鬆症、糖尿病、リュウマチ、脊柱管狭窄症、逆流性食道炎などの
既往あり。
クラスⅡ、1類の咬合、機能平面の乱れ、残存歯の廷出、前歯のフーレアウト、ブラキシズム、これらを
正常に戻すには経済及び時間が1年ほどかかります。正常咬合にするには本人の自覚が要ります。
このような場合、歯科矯正と同じ時間がかかりますが加齢の壁がありなかなかうまくいきません。
女性の平均寿命86歳として少し遅いかなと思う症例です。
そこそこに今まで彼女がなされてい応急処置かな思いながら報告書を作っています。
部分入れ歯の場合は総入れ歯よりも残存歯があるがゆえに困難なケースが多いのが現状です。
治す時期があるからです。