院長のブログ
読書
年末からスマホをやめて読書に耽った。山本常朝「葉隠」、エトワール・ガランテ「死すべき定め」
神谷美恵子「人間を見つめて」、「生きがいについて」、新渡戸稲造「武士道」である。それは命が
有限である。そして生きとし生きるものは必ず死があることを皆説いている。ゆえに生きている今
を大事にする。そして生きがい常に持ち毎日を生きること。大自然に学び、宇宙存在を見出す壮大な
生きざまです。また人間の優しさは3才までの脳の影響が大切、すなわち6歳までに愛情深く育てられた
子供は人を愛する術が理解できている。あふれる愛情の中での環境はその後の人間性まで多大な
影響があることは大変勉強になりました。そして前頭葉、側頭葉が未発達だと旧脳即ち旧皮質が
有意になり動物的になる、理性がコントロールできなくなる。
これ等はとても勉強になりました。
散歩していても道端の草、野鳥、木々の冬芽、そして犬や野良猫すべて生きているものに今までと見る目が変わりました。
そして食物、肉、魚、野菜すべて命をいただいて自分は生きている感謝の気持ちが一段と強くなりました。
やはりSNSなどより深い洞察を得られる読書がいいですね。
2025/01/16