院長のブログ
総入れ歯と口腔粘膜
総入れ歯にしても部分入れ歯にしても口腔粘膜の咀嚼粘膜、被覆粘膜で咬合力を支持していることを理解しましょう!
歯周病やインプラントの失敗のあとの総入れ歯は咀嚼粘膜の喪失でほぼ被覆粘膜になればどだい噛む力は弱くなります。
維持はいいが支持ができないのです。
ですから強い咬合力に粘膜が支えられないのです、それと同時に強い咬合力は粘膜を痛め、その下の骨も圧迫吸収されます。
ですから夜間は入れ歯ははずして粘膜を休めたいのです。床下粘膜のマッサージ及びリステリン4--8倍の嗽は
口腔の殺菌と粘膜の賦活にとても大事なのです。
もちろん痛くなく噛むためには糖尿病やドライマウスにならないこと、食う縛りを止める事です。
本日、J&Jから参考文献をもらいレビューして総入れ歯の床下粘膜の夜間の賦活効果を期待しました。
入れ歯は噛めれば粘膜の疲弊、骨吸収は避けられない宿命だからです。ですからそれを最小限にする
方法を考えましょう。