院長のブログ
総入れ歯成功の鍵
シルバーマンは総入れ成功の鍵は「正しい義歯床の外形線を設定して義歯の維持力を最大にし、正しい上下顎
義歯どうしの咬合関係を与えることによって義歯の安定を確保することにある」
すなわち型取りと咬合の決定にあることを述べている。
1.できるだけ無圧で型取り
2.ゴシックアーチをとる
そして可働粘膜の頬側スペース、舌側スペースをいかに的確に取るかです、長くなく、短くなく、ちょうどよい位置を決める、これは熟練ですね。
総入れ歯の難しい勘所です。
歯科医師の腕の見せ所ですね。はじめからうまくできません、失敗がありそしてここの位置の関係は
経験で覚えるのです。
ですから臨床経験のたくさんある先生が有利になるのです。総入れ歯は粘膜が相手のファジーな学問です。
無圧印象GOEの写真 ゴシックトレーシングの写真
2019/12/19