院長のブログ
不適合総入れ歯で白板症?
長い間それも年単位の褥瘡の場合、前がん状態の白板症に移行する可能性も少なからずあるのではないか?
傷ができ治り、傷ができ治りを繰り返すうちに粘膜の細胞DNAが変異するのでしょうか?
他医院にて白斑症と診断されたケースで細胞診もされて確定診断がでていても、治療していて効果が期待できなければ再度口腔外科専門医のセカンドオピニオンを勧めます。
私のところでは東京医科歯科大学の粘膜専門の先生に紹介しています。
不適合総入れ歯での粘膜疾患が多いので難治性の場合対診が絶対必要だからです。
陰に隠れている病気も視野に入れなければなりません。
歯科治療のみにこだわると患者さんの苦悩が長引くからです。
おいしく食べるこれはまず入れ歯が痛くないことだからです。