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院長のブログ
治療用義歯=パイロットデンチャー
私が1999年上梓した快適総入れ歯の本には治療義歯がパイロットデンチャ―となっていますが
先人での名人パウンド先生、シルバーマン先生、診断義歯、移行義歯と呼ばれていますね。
いずれにしても粘膜とかみ合わせ、顎関節がしばらく義歯を使うことにより安定してから
咬合と粘膜のその位置によるかみ合わせで本義歯を作る、そして長期に使えることを目指しているのです。
人工歯は陶歯、あるいは金属歯、レジン床にチタンフレームこれがベストです。
そして年二回の定期検診、メンテナンスですね。どんなに高価な義歯を作られても生体の道具ですから
必ず一番安定した位置にかみ合わせを持つてくることが大事です。特に噛み合わせは姿勢にて影響
受けるので老化とともに変化する咬合の検査及び顎粘膜との適合がとても大事です。
背中が曲がると入れ歯では前歯の早期接触が起こるので全額のチェックが必須です。
必ず定期点検を受けて骨の退行性吸収を最小限にしたいものです。
骨粗鬆症の人は特に大事ですよ!!
フラットテーブル治療義歯の写真
2022/03/28