HOME» 院長のブログ »総入れ歯の製作は顎の位置が変化しないうちに!
院長のブログ
総入れ歯の製作は顎の位置が変化しないうちに!
顎関節治療にスプリント治療がありますが総入れ歯の場合も早期にできるだけ顎の運動に合うものを作ることが大切です。
ですからインプラントを作る方も顎位の安定のために一時期入れ歯で決めてインプラントの打つ位置を決めるのがよいと思います。
またご高齢になりあらゆる組織の加齢現象が起こる前に正確な補綴をすることがよいと思います。
近年は歯周病でもギリギリまで残すので昔の総入れ歯より難易度が高くなりました。
粘膜が薄い、骨がとがっている、唾液が出ない、顎関節の靱帯が伸びている、関節円板のずれ、下顎頭
の変形、糖尿病、リュウマチ、骨粗鬆症などの病気を持つ人などは難しくなり安いですね。
口腔とても敏感な感覚の器官ですので精神的な要素も加味されます。
いずれにしても咬合が崩壊したら早期に対応したいですね。
2019/08/28